英会話スクールでのレッスンを成功させるために重要なポイントが、講師の質です。どんなに高い授業料を支払っても、どんなに優れたカリキュラムであっても、講師の質が伴わなければ良い効果は見込めません。
ここでは、質の高い講師かどうかを見極めるために5つのポイントを紹介します。
「英会話を習うのであればネイティブの方が良い」と漠然とイメージしている方は少なくないでしょう。しかし、質の良い講師においてネイティブか日本人かは関係ありません。
ネイティブ講師のメリットとしては、以下の点が挙げられます。
ネイティブ講師だからこそのメリットもありますが、その一方で「なんとなく通じればOK」「不自然な表現でも指摘しない」という講師もいます。
日本人講師を選ぶメリットとしては以下の点が挙げられます。
このように、ネイティブだから良いというわけではなく、日本人講師には日本人講師の強みがあります。
また、近年はフィリピン人などノンネイティブの講師も増えています。それらの講師に教わるメリットとしては、以下の点があります。
ネイティブ講師だから、という理由で選ぶのではなく、他にも様々な要素から講師の質を判断することが大切です。
英会話スクールの講師は、採用時に資格を持っていることを条件としている場合があります。
TESOL とは、世界で認められている英語教授法です。英語を母国語としない人が英語を教える方法を学ぶものであり、CELTAはイギリスのケンブリッジ大学が認定している英語教授資格です。
これら資格を持つということは、英語を教えるスキルを有していることを意味します。
資格の有無は、講師としての適性能力を判断する材料となり得るのです。
採用時に厳しい診査を設けている英会話スクールでは、合格率数%という狭き門をクリアした講師が指導に当たります。
そのようなスクールでは定期的に研修も実施しており、質の高い授業を行うための努力を行っているので安心です。
講師の指導歴が長く経験を積んだ講師は、日本人が英会話を学ぶ際に躓くポイントや癖などを把握しています。そのため、スムーズにレッスンを進めることができます。
また。長年の運営歴のある英会話スクールはそれだけ多くの生徒から支持を受けてきたと言う証明にもなります。長年続く英会話スクールには質の伴う講師が揃っているとも判断できるので、ぜひチェックしておきたいポイントです。
英語などの言語習得について正しい知識を持っていれば、正しい学習プロセスで授業を行ってくれるでしょう。また、正しい知識を有する講師は責任感を持ち指導してくれる可能性が高いと言えます。言語系や教育系学位の有無についても確認しておきたいですね。