一口に英会話教室といっても、種類によって特徴は異なります。今回は英会話教室の種類ごとの特徴やメリット・デメリットをまとめました。
全国展開をしている大手英会話スクールは、駅チカの教室が多く、カリキュラムやコースが充実しているのが特徴です。
子どもから大人まで、目的に合わせたレッスンがあるため、一人ひとりの目的に合わせて英会話が学べます。オンラインシステムやアプリを導入している教室が多く、講師の採用にも基準を設けているため、レベルの高いレッスンが受けられるのがメリットです。
デメリットは、グループレッスンでも費用が高い傾向にある点です。多くの生徒を抱えているため、一人ひとりに寄り添った対応が難しいことも多いでしょう。
アットホームな雰囲気が特徴で、講師との距離が近く、一人ひとりの生徒のレベルや進捗状況をしっかり把握してくれます。同じ形態のレッスンなら、大手英会話スクールよりも費用が安いのもメリットといえるでしょう。
一方で、コースの種類が少ない傾向にあり、グループレッスンの場合は目的に合わせた学習が難しいこともあります。また、講師の質にばらつきがある点もデメリットの1つです。
最近増えているのが、短期間で英会話習得を目指せるコーチングスクールです。コーチングスクールのほとんどが、パーソナルでのレッスンを導入しています。
専属コーチがマンツーマンでレッスン以外の時間の英語学習もサポートしてくれるため、学習習慣がつきやすいのが魅力です。コーチが設定する学習目標に沿って努力すれば、短期間での目標達成も夢ではないでしょう。
デメリットは一般的な英会話スクールと比較すると費用が高いことです。また、本人のやる気がなければ費用に見合った結果が得られません。
コロナ禍以降に増えたのが、オンライン英会話です。オンライン英会話は大手英会話スクールが開校しているものと、オンライン英会話専門スクールの2種類があります。
忙しくてなかなか教室に通えない人でも、いつでも気軽に好きな場所からレッスンが受けられるのがメリットです。毎日レッスンが受けられるプランを格安で用意しているスクールも多く、時間を有効に使って英会話が学べます。
その反面、スクールによって教師の質にバラつきがあり、ネイティブ以外の講師から学ぶケースも少なくありません。予約・キャンセルが簡単にできるため、意志が弱いと長続きするのが難しいこともデメリットといえるでしょう。
カフェで友だちと会話をしているように、英会話を学べるのが英会話カフェです。講師や同じ時間に集まった英会話仲間と楽しくフリートークを楽しめます。
予約なしで行ける英会話カフェがほとんどなので、空いた時間を使って気軽に英会話を学べるのがメリットです。フリートークが中心のため、ネイティブのような自然な英語が学べます。
ただ、基本的にテキストやカリキュラムはないため、しっかり英語を学べないというデメリットもあります。ある程度英語を理解していないと、フリートークの輪に入れないということもあるでしょう。
今回紹介したとおり、英会話教室にもさまざまな種類があります。それぞれ特徴、メリット・デメリットが異なるため、自分が英語を学ぶ目的や予算、ライフスタイルを考えて、自分に最適な英会話教室を見つけましょう。