英語で質問されると、内容は聞き取れているのに、答えを考える間に会話が止まることがあります。最初から長い英文を作ろうとせず、質問が求めている情報を短く返すことから始めると、応答までの間を縮められます。
質問の冒頭にある疑問詞を聞けば、何を答えるべきか判断しやすくなります。Whatなら内容、Whereなら場所、Whenなら時を尋ねられています。すべての単語を追いかけるより、疑問詞と後ろの名詞や動詞を拾うほうが、返答に必要な部分を見つけやすくなります。
返答は、I wentやI likeのように主語と動詞を先に決めると組み立てやすくなります。たとえば、What did you do yesterday?と聞かれたら、I watched a movie.だけでも質問への答えとして成立します。まず一文を返す意識が、会話のテンポを保ちます。
短く答えられたら、その内容に理由や具体例を一つ加えます。I stayed home.にIt was raining.を続ければ、自分の状況が相手に伝わり、次の質問も生まれやすくなります。情報をいくつも盛り込むと途中で文の形を見失いやすいため、一度の返答では一つだけ足すと決めておきましょう。慣れてきたら、理由、感想、予定の順に付け足す内容を変えて練習できます。
質問を正確に聞き取れなかったときは、推測で答えずに聞き返します。Could you say that again?なら質問全体をもう一度聞けます。Do you mean this weekend?のように、自分が聞き取った部分を確かめる方法もあります。聞き返しは会話を止める言葉ではなく、正しい応答につなげるための返答です。短い確認表現を覚えておくと、分からないまま黙り込まずに済みます。
一つの質問に毎回同じ答えを返すだけでは、実際の会話で言葉を選ぶ力が育ちにくくなります。What do you do after work?に対して、曜日やその日の予定を変えながら答えてみてください。最初は一文、次は理由を加えた二文というように長さも変えます。質問を見た瞬間に声を出し、録音を聞いて詰まった箇所だけ言い直すと、自分が迷いやすい語順も見えてきます。
英語の質問に応答するときは、疑問詞から答える内容を判断し、主語と動詞を置いた一文を先に返します。慣れたら情報を一つ加え、聞き取れないときは確認表現を使いましょう。一人で作った答えが自然に伝わるか確かめたい場合は、英会話スクールで講師と質問・応答を重ねる方法もあります。